三笠ホテル ~現代にも通じるインテリア~ [インテリア]
GWに軽井沢へ。
何度と無く素通りし続けてきた国の重要文化財、三笠ホテルを見学してきた。特に興味があったわけ
ではないが、やることも無かったので(^^;
三笠ホテルは明治38年(1905年)竣工と言うから100年以上前の建物で、設計施工ともすべて日
本人の手によって行われた。
近衛文麿、渋沢栄一、大隈重信などなど、当時の日本を代表する政財界人が数多く滞在した超高級
ホテルだそうだ。
建物自体の構造上の特徴も色々とあるらしいが、印象に残ったのは室内のインテリア。
100年以上前のホテルだが現代にも通ずるところがあるといえるのではないだろうか。
すごくシンプルだが、ソファの配置等よく練った上で設計されたと思われる。
シンメトリーに配置されたドアと、垂れ壁の曲線&カーテンの曲線、そしてその中心に小さなラウンド
テーブルが配置されている。こんなの現代に持ってきても全然通用しちゃう、というか現代でもとても
イケてる。少なくともMr.家には無い美しさ。
ラウンドテーブルとチェアの相性もすこぶるヨロシイ。三笠ホテルではラウンドテーブルばかりでスク
エアなテーブルはあまり無かった。政財界人が集まる場だったので上座を作らない為の配慮なの
か、単に当時のインテリアとして丸テーブルが主流だったのかは不明だ。
いやいや、フラっと入った割には良い勉強になりました。
張り切ってゴチャゴチャと狭い家にオプション付けちゃったけど、センスの無い者が身の丈を超えた
事をしようとするとロクなことにはならない、そんな危惧を今更ながら抱く私であった(^^;
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2011-05-07 02:14
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